赤ちゃんと遊ぶ時は注意!揺さぶられっこ症候群とは?
子育てをするうえで、『揺さぶられっこ症候群』という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
揺さぶられっこ症候群とは、赤ちゃんが激しく揺さぶられることで、脳が傷ついて障害が引き起こされることをいいます。最悪の場合、赤ちゃんの命を失ってしまう可能性もあります。
なぜ、このようなことが起きやすいのか?それには理由があります。
赤ちゃんは、
①脳が小さく、脳と頭蓋骨の間に隙間が空いている。
②頭が重く、首の筋肉(頭を支える力)が弱い。
このような状態であるため、激しく揺さぶられると脳が頭蓋骨に何度もぶつかり、脳の血管や神経が損傷しやすいのです。
首がすわるまではリスクが高く、また生後半年までは特に注意が必要といわれています。
可愛さのあまり、赤ちゃんを大きく動かしてしまっていませんか?
赤ちゃんをあやす時や遊ぶ時、赤ちゃんの頭がグラグラ揺れていたり、激しく揺らしてしまっていないか注意して下さい!
ちなみに、揺さぶられっこ症候群の症状は以下のようなものが挙げられます。
・顔色が悪く、元気がない(ぐったりしている)
・母乳を全く飲まない、すぐに吐いてしまう
・意識障害(起きてもすぐ眠ってしまう)
・痙攣発作
・呼吸障害(リズムが一定でない) etc…
このような症状が生じるということを頭に入れておくことが早期対応につながります。そして、なにより『いつもと違う?』と感じることができるかが重要であるため、赤ちゃんの普段の状態をしっかり把握しておきましょう!!